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たな散策まっぷ

歴史散策Bコース(清水・水郷田名)

清水地区、水郷田名地区を散策するコースです。

所要時間:1時間30分程度(7km程度)

モデルルート

田名公民館 → 不動様 → 清水地区石仏群 → 観音堂 → 清水取水口 → 地神塔 → 徳本念仏塔 → 滝の渡し → 新堀用水路 → 馬頭観音 → 烏山領制札場旧跡 → 蚕影山神社 → 田名大杉公園

ルートマップ

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1.田名公民館

田名公民館は、子どもから大人まで幅広い年代層の方々が、運動したり、文化、教養、地域課題等を学び、生きがいや健康づくり、仲間づくりなどの活動をするための施設です。
建物は、田名まちづくりセンターが併設されていて、館内には図書室、会議室、工作室、調理室等があります。
散策の休憩時等は気軽にお立ち寄りください。
田名公民館の開館時間等はホームページでご確認ください。
【関連情報へのリンク】
田名公民館HP

不動様まで約1.5km、徒歩20分(県道48号線)

2.不動様

千葉県成田山にある成田不動(新勝寺)をお祀りしたといわれる不動堂です。不動とは不動明王のことで、仏様の一人、大日如来が悪魔を懲らしめるため怒りの顔に変わったものといわれています。
近くに、清水地区石造物群があります。

不動様の近くに清水地区石仏群があります。

3.清水地区石仏群

不動様の近くに、1784(天明4)年の地蔵様をはじめ、双対道祖神や、戊申塔、馬頭観音などの石仏が並んでいます。

清水自治会館を目指しましょう。

4.観音堂

清水自治会館の左に観音堂が祀られています。この観音堂は聖観音といわれ、昔山伏に背負われてきたと伝えられています。堂の裏には、1761(宝暦11)年の僧侶の供養塔である無縫塔などが並んでいます。

清水取水口まで約300m、徒歩4分

5.清水取水口

相模原幹線用水路は、田名の清水取水口から当麻地区までの全長約5.1kmの用水路で、望地地区約18haと当麻地区24haの水田のための農業用水路です。当初の取水口は、江戸時代に建設された烏山用水の田名滝地区にありました。その後明治末期にその上流、田名の清水地区にも設けられました。1967(昭和42)年に清水下の自動堰が完成し、取水口は現在の1か所になりました。

地神塔まで約60m

6.地神塔

この大きな石は相模川から背負われてきたものといわれ、石の裏には「地神塔」と刻まれています。地神塔は、江戸時代の終わり頃に流行した土の神を祀る信仰の塔で、地神講と呼ばれる仲間によって建てられました。

徳本念仏塔まで約800m、徒歩10分

7.徳本念仏塔

坂を下りはじめ、滝と清水に向かう道の分かれたところに、徳本行者の念仏塔があります。徳本は1758(宝暦8)年に紀伊国(和歌山県)の日高に生まれ、25歳で仏門に入り、諸国を巡り各地に念仏を広めました。相模原市には晩年の1817(文化14)年11月に訪れています。

滝の渡しまで約350m、徒歩4分

8.滝の渡し

滝地区と対岸の葉山島下河原地区を結んでいました。相模川には、他に久所(水郷田名)の渡しや望地の渡しなどがありましたが、滝の渡しは最も近年(昭和47年頃)まで使用されていました。現在は「滝の渡し」の地名の石柱があります。

新堀用水路まで約750m、徒歩9分

9.新堀用水路

1858(安政5)年、当時の領主下野国(栃木県)烏山藩によって年貢増収のため計画された新田開発用の用水です。しかし、この用水は完成まもなく1860(万延元)年の洪水で流出してしまいました。その後、しばらく用水と新田は荒地と化していましたが、江成久兵衛は自分の財産をつかい用水の改修と土手の修復を行い、久所河原の新田開発を完成させました。

馬頭観音まで約750m、徒歩10分

10.馬頭観音

馬頭観音は、愛馬の事故死を悼んで大正時代に建てられた供養塔です。事故が起こりやすい坂道などには他の地区でも見られ、田名地区内におよそ60基あります。

烏山領制札場旧跡まで約220m、徒歩3分

11.烏山領制札場旧跡

1728(享保13)年以降、明治維新までの田名村は、下野国(栃木県)にあった烏山藩主大久保氏の領地でした。制札場は幕府や藩の命令、知らせなどの札を立てた場所です。

蚕影山神社まで約120m、徒歩1分

12.蚕影山神社

堀之内自治会館の脇に蚕影山の社があります。この地は昔諏訪社の敷地でした。今は蚕影山の祀の中にお諏訪様と金毘羅様一緒に祀られています。蚕影山は養蚕の神として信仰を集め、相模原市では、江戸時代の終わり頃には各地で盛んに行事が行われていました。

蚕影山神社の近くには田名大杉公園があります。

13.田名大杉公園

大きな池は大杉の池と呼ばれ、半在家、塩田へと流れる「紅葉川」(当麻地区では八瀬川と呼ぶ)の水源となっています。また、かつてこの池の近くにあった明覚寺に役場があったことから、川は「やくばのかわ」、池は「やくばのいけ」などと呼ばれたこともあります。

田名公民館まで約500m、徒歩6分。でいの坂を上ります。

GOAL

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